㈲サン・コーポレーションでは、飲食店「3びきのこぶた」で創業から今日まで、
南信州の食財を積極的に取り入れてきました。
南信州で産まれた食財の素晴らしさを地元の方々にもっと知ってもらい、
南信州のお役に立ちたい、そんな想いからです。
この想いを「地元で採れたものを地元で食そう」という「地産地消」の概念を越えた
「地域の食財を賛えよう!地域の食財を奨めよう!」という『地賛地奨』の言葉で表現。
2013年には1部門として物販を行う南信州地賛地奨屋を立ち上げました。
2015年には、㈱信州地賛地奨屋へと展開。
㈲サン・コーポレーションの代表取締役であり、
㈱信州地賛地奨屋の代表取締役の古田嘉仁が、
地賛地奨屋を立ち上げたその想いを語りました。
地賛地奨屋を立ち上げたきっかけを教えてください。
「3びきのこぶた」の店舗ではお客様の反応によって、レシピを変るなどブラッシュアップしてきました。
そこに、お客様から「持ち帰って家でも食べたい」という声が増えていたんです。
ご要望にお応えして、3びきのこぶたの味をご自宅でもおいしく召し上がっていただけるようにと、物販の部門を立ち上げることにしました。
また、これだけお客様からの声があれば、一部門として成り立つと思い立ったのです。
ビジネスとしても、中食が伸びている中で、外食だけで頑張っていても厳しいと考え、中食への進出を見据えていた時でした。
加工品の開発に対する想いを教えてください。
ここ南信州には、食品の加工工場が多くありますが、稼動していない工場もあるのが実情です。
地元の加工業者に委託することで、加工産業の活気につながればと思いました。
加工業者、生産者、小売業者と、皆が元気になり、地域全体の元気に発展すれば、店舗にもより多くのお客様が来ていただけると考えています。
また、人不足の業界ですが、加工品は外部に委託して生産できることにより、人不足の解消になり、時代背景と当社の背景がマッチしました。
そして、2013年に1部門として「南信州地賛地奨屋」を開店したのです。
一番最初に開発した商品は何ですか?
「ゆずドレッシング」と「暴れ天竜」です。
地元の生産者が出展する食の商談会で、ゆずドレッシングの原料である天龍村のゆず、暴れ天竜の原料となる阿南町和合地区の鈴ヶ沢南蛮と、その生産者の方々と出会いました。
どちらも食材が魅力的で、まさに構想していた商品の食材として探していたものだったので、運命だと感じました。
生産者の方が地域振興の一助にしたいと、一生懸命だったことも大きく、何とか良い商品にしたいと思いました。
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開発の過程で苦労したことはありますか?
店で作ったレシピが、工場での大量生産になると、味が変わってしまったんです。大量生産でもレシピ通りの味になるように、妥協せず何度も試作しました。20回は繰り返したでしょうか。
そのかいあってか、「ゆずドレッシング」と「暴れ天竜」は、当社の人気商品となりました。
ゆずドレッシングは女性から絶大な支持を得て、リピーターの方が多くいらっしゃいます。
暴れ天竜は、辛さがクセになるとご好評をいただいています。
今後の展望を教えてください。
今後は信州の魅力を発信できるように成長していきたいですね。そのために、新たな幻豚の加工品を開発したり、新しい食材を発掘したり、食文化を研究したりしています。
最近では、幻豚を使ったのオリジナルキーマカレーが完成し、店頭発売が始まりました。
早速皆様から大好評で、1か月で150食も売れたんです。
さらに当社オリジナルのソースかつ丼のたれやとんかつソースは、マイナーチェンジをしました。ヘルシー志向に対応して、あっさりした味に改良したのです。
これからも、人気商品であったとしても、時代に合わせて常に変えていく必要があると考えています。
これからは長野県外にも強く発信していき、日本全国に、そしてゆくゆくはジャパンブランドとして、食を通じて海外へ「信州の素晴らしさ」を伝えていきたいですね。
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