青南蛮は鮮烈な香りと究極の辛み 加熱するとうま味が加わり絶妙な味を醸す鈴ヶ沢(すずがさわ)南蛮(なんばん)
登場から多くの辛い物好きがファンになっている、
当店自慢の逸品、激辛だれ 暴れ天竜
その辛さは、幾多の洪水を引き起こした天竜川の異名『暴れ天竜』と呼ぶにふさわしい!
刺激的な辛さの中に旨みが潜み、やみつきになる一品。
激辛の焼き肉のたれとして、
しゃぶしゃぶなどの鍋物の薬味として、
どうぞお召し上がりください。
鈴ヶ沢南蛮入り 激辛だれ「暴れ天竜」のご購入はこちら↓
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秘境・和合(わごう)地区の最奥地「鈴ヶ沢集落」
信州の伝統野菜「鈴ヶ沢南蛮」が栽培されてきた、長野県下伊那郡阿南町和合(わごう)地区鈴ヶ沢集落は、和合地区の最奥地にあります。
和合には集落が点在し、同じような景色の集落がいくつも続き、車の避け合いが困難な幅の狭いくねくね道をさらに山奥へ進み、やっとのことで鈴ヶ沢にたどり着くことができます。
日本のほかの山間地と同様に、過疎、高齢化が進んでいる地域です。
約60年前に鈴ヶ沢集落に嫁いだ80歳を過ぎたおばあちゃんがお嫁に来た時から、鈴ヶ沢南蛮は作られていました。赤南蛮が魔除けとして山国の暮らしに不可欠だったことから、ずっと作り続けられてきたのではと考えられています。
おばあちゃんが守り続けた伝統野菜
おばあちゃんは嫁いで以来、毎年、鈴ヶ沢南蛮とともに、鈴ヶ沢なす、うりを栽培してきました。
おばあちゃんは一般に出回っているなすやきゅうりを作りたかったにも関わらず、数年前に亡くなったお姑さんが、それしか作らせてくれなかったと言います。
普通のなすやきゅうりは食べたことがなく、鈴ヶ沢なすとうりがおばあちゃんにとってのなすときゅうり。
鈴ヶ沢に伝統野菜が今でも残っているのは、頑ななお姑さんのおかげであり、それほどおいしい証でもあります。
「こんなおばあが作ったものなんか恥ずかしくて」とおばあちゃんは謙遜して言いますが、おばあちゃんがお茶と一緒に出してくれるお漬物が、さらに訪れた人をこの鈴ヶ沢の虜にさせます。
地元で採れた旬の食材で作るもの。
それが何よりの贅沢でありご馳走。
おばあちゃんの笑顔にまた会いたくて、おばあちゃんの漬物が食べたくて、何度でも足を運びたくなります。
「もう来年は栽培をやめたい」と毎年のように漏らすおばあちゃんですが、先祖代々の土地を何とか守らなければという気持ちと、ずっと作り続けてきたというプライドが、もう少しもう少しと、作り続ける原動力となっているように思います。
現在では、鈴ヶ沢なす、うり、南蛮を継承していこうという取り組みも、和合地区で始められています。
辛い!けど、うまい!鈴ヶ沢南蛮
青南蛮には鮮烈な香りと究極の辛みがあり、加熱するとうま味が加わり絶妙な味になります。
辛い!けど、うまい! ただ辛いだけではないのが鈴ヶ沢南蛮です。
地賛地奨屋のネットショップでは、「鈴ヶ沢(すずがさわ)南蛮(なんばん)」の青南蛮をぜいたくに丸ごと1本入れた激辛だれ「暴れ天竜」を取り扱っています。
鈴ヶ沢南蛮に加え、大鹿村産の「大鹿(おおしか)唐辛子を使用しています。
こちらも同じく「信州伝統野菜」に認定されており、大鹿村大河原で50年以上前から自家採種を繰り返し大切に栽培されてきました。
生産者がすべて手作業で収穫しじっくり自然乾燥させています。
そのため辛みが強いが旨味もあります。大変希少で人気の唐辛子です。
細長くてへたに近いほうにくびれが複数あるのが特徴。
信州伊那谷に流れる、幾多の氾濫を繰り返した天竜川。
暴れるほど辛い、だけど旨い!というイメージと、
地元の豊穣をもたらす一方で地元民から恐れられていた暴れ天竜の名がふさわしいと考えて名付けました。
信州伝統野菜認定の二つを使うことで、
赤唐辛子の熟成された辛さと旨味、
青唐辛子の青々強い爽やかな香りと辛さ旨みが重なり、
独実の味を表現しています
刺激的な辛さの中に旨みが潜み、やみつきになる一品です。
一度召し上がっていただいた方にはご好評をいただき、リピーター続出。
激辛の焼き肉のたれとして、しゃぶしゃぶなどの鍋物の薬味として、どうぞお召し上がりください。
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伝統野菜と南信州の伝統野菜
伝統野菜とは、各地で栽培、利用されてきた野菜の在来品種で、地方野菜とも呼ばれています。
長野県では、県内各地に残る貴重な伝統野菜を次代につないでいこうと、2007年に「信州伝統野菜認定制度」を創出しました。
県内で栽培されている野菜のうち、一定の基準を満たしたものを、「信州の伝統野菜」として選定しています。
2016年4月現在、信州の伝統野菜75種類が選定されている中で、南信州では24種類が選定されています。
南信州は伝統野菜が多い地域と言えますが、なぜ南信州に伝統野菜が数多く現存しているのでしょうか。
それは、南信州独特の地形が関係していると言われていて、急傾斜地や奥地に集落があったことから、種が外に持ち出されずに集落ごとに守られてきたのではないかと考えられています。
書籍『クボジュンが出会った 南信州を彩る伝統野菜』より抜粋
続きは書籍で↓
鈴ヶ沢南蛮、なす、うりのほか、南信州に数多く現存する伝統野菜や美味しい食、美しい大自然、心豊かな人々をオールカラーでまとめた1冊。
シニア野菜ソムリエ クボジュン http://kubo-jun.com/