3びきのこぶたのとんかつへのこだわりをご紹介します。

創業よりとんかつの提供を始め約30年。3びきのこぶたの当時のとんかつは今のようなスタイルではありませんでした。

養豚業を営みながら、手塩にかけて育てた豚を一人でも多くの方に召し上がってもらいたい。その一筋の思いだけで創業者とその妻、子供たちは豚を育ててきました。

ただただその思いから始まったとんかつ屋でしたが、今よりもおいしく、より一層おいしく、という思いを続け、今のようなスタイルにたどり着きました。30年の歴史の中で培ったとんかつのこだわりをご紹介します。

① お肉へのこだわり

・産地は地元産もしくは国産にこだわっています。創業者がもともとは養豚業を営んでおり、地元産の豚肉への思いは一入です。特にこの南信州は県全体の24%の飼育頭数を占める、県下有数の豚の産地です。そんな場所だからこそ、生産者同士が切磋琢磨し向上した飼育技術はトップレベル。豚の上手さが違います。

 

 

② 熟成へのこだわり

・3びきのこぶたで使用する豚肉、牛肉は、お肉それぞれにあった最適な方法で熟成をかけています。今でこそ有名な「熟成肉」ですが、弊社では創業より常にこの熟成には取り組んでまいりました。

その結果、幻豚(げんとん)は独自の氷温熟成30日以上熟成することで、最高の味と香りを引き出す事ができるとたどり着きました。

弊社では安全性の面からも、この熟成のみを採用しています。ご安心してお召し上がりください。

熟成をかけたお肉の美味しさはやはり違います。ご家庭では味わえないお肉の旨さをぜひご堪能ください。

 熟成肉とは・・・ドライエイジング、ウェットエイジング、アイスエイジングがあります。一定の期間貯蔵しておくことにより、肉自体の持つ酵素の働きによって、繊維(タンパク質)が分解されて柔らかくなるのと同時に、旨み成分のアミノ酸やペプチドが増します。熟成肉は、芳醇な香りと凝縮された旨味が熟成されていない肉とは全く異なります。熟成の本場アメリカではドライエイジングが主流ですが、現在様々な研究がなされており、熟成肉の進化は止まりません。

 

③ パン粉へのこだわり

・とんかつの命はお肉と相棒のパン粉。当店で使用するパン粉は、そのまま食べるとまさに「パン」そのもの。常に「味」「安心の品質」を追及し、厳選された原料、製法により作られています。毎日の気温、湿度により状態も変わるので職人が毎日調整を続けることで、独特の甘みと旨み、そしてサクサク、ふわふわな食感が生まれるのです。